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19番目の
朝
眠れない夜を過ごしたら不意に溢れる、コバルト色した涙が一筋
南の果てにあるという港町には今も色とあって暮らしてるという
信じられないだろう
そんな気分さ
空が灰に染まる
世界で歌うさ
深海を割いて進んでく、ノアの箱船のように
僕は渚で君を、待つだろう
昔は良かったと言えたら楽なもので、音もなく近づく足音に
気付けるわけないだろう
そんな気分さ
雨が黒に染まってく
世界で歌うさ
深海をひっそりと沈む、死んだ鯨のように
それでも渚で君を、待つだろう
深海を割いて進んでく、ノアの箱船のように
僕は渚で君を、待つだろう
北に進路をとったら、迷いは隠しておけ
僕は渚で君を、待つだろう
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